学生寮
かんたんに言うと…学校が所有している建物で、集団生活を通して人間的に成長することを目的とした「教育寮」である場合が多数。学生たちが自分たちで運営する「自治寮」の場合もあります。
居室全体
費用がかなり抑えられるのも魅力!
同室の友達
寮の生活は厳しいこともありますが、その分一生の友達と呼べる人との出会いもあるでしょう。
テレビ・インターネット
居室内でTVを見られるか、インターネットができるかは、寮によりさまざま。
家具
家具は備え付けです。電化製品については寮によりさまざま。
キッチン
食事無しタイプの場合は、居室内にミニキッチンがついていたり、寮内に共用キッチンコーナーがあったりします。
どんな建物?
新しいマンションタイプか歴史的な建物か、どちらかのタイプに分かれます。多くは、鉄筋コンクリート造や鉄骨造です。
部屋は?
個室から複数名同室までさまざまですが、多いのは二人部屋。鍵付です。先輩との同室が義務付けられている場合も。課題のアドバイスをうけたり、就職活動について聞けたりして、勉強になることが多いでしょう。
管理人さん
基本的には同じ建物に住まれています。「教育寮」の場合、「寮監さん」と呼ばれる生活面の指導をする管理者がいらっしゃる場合も。「寮長」には学生自身がなることが多く、学生たちの取りまとめを行います。
食事は?
食事付の場合と食事無しの場合があります。食事付の場合、多くは朝と晩の一日2食付。一食の目安は朝食300円夕食600円くらいです。昼食が付いているところもあります。
家具は?
ベッドや机、タンスなど最低限の家具は備え付けです。多くの場合、エアコン・照明器具などの電化製品も揃っており、洗濯機は共用のものが用意されています。
お風呂・トイレ
共用の場合が多く、清掃は学生たちの当番制となっている場合もあります。大勢で使えるように大浴場を備えたところもあり、ゆったりと疲れをとることができます。
隣人は?
同じ学校に通う学生が居住しています。知っている人が住んでいるという安心感があります。
門限はある?
あります。23時くらいのところが多く、門限を守れなかった場合にはペナルティを設けているところも。不慮の事態で遅くなるときは管理人さんに心配をかけないよう前もって連絡を。外泊は事前の届出が必要です。外泊のできる曜日が決まっている場合もあります。
費用は?
寮によって異なりますが、全体的に非常に安いといえます。ひと月3000円〜2万円くらいで住むことができます。
外来者は?
すべて管理人さんを通すので、さまざまな勧誘や訪問販売などはシャットアウトできます。
不在時の対応は?
宅配便や書留などは管理人さんが預かってくれます。
病気のときは?
急な病気でも管理人さんを頼ることができます。
行事参加は?
新入生歓迎会や避難訓練など各種の行事があります。多くは参加が義務付けられていますが、それらをきっかけに友達が増える楽しみも。
利用期間は?
4月から翌年3月まで。この期間の途中での退寮については、禁止されている場合と、学校の許可が必要となる場合があります。退寮者が出ると追加募集を行う場合もあります。学年制限を設け高学年になると入寮できない場合や、長期休暇の際に寮から出なければならない場合もあります。